日本小児病理研究会について

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『パブリックコメント募集のお知らせ』

日本小児病理研究会会員各位

厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患政策研究事業
呼吸器系先天異常疾患の診療体制構築とデータベースおよび診療ガイドラインに基づいた医療水準向上に関する研究
先天性嚢胞性肺疾患グループでは先天性嚢胞性肺疾患についてのガイドラインを作成しました。嚢胞性肺疾患にはどのようなものが含まれるか?というクリニカルクエスチョンを設定し検討しました。
今後の改訂を見据え、会員の皆様からご意見といただきたいと思いますので、ご高覧ください(ガイドライン資料32 CQ1:嚢胞性肺疾患にはどのようなものが含まれるか?26/58)。

 ご意見は、東京都立小児総合医療センター病理診断科 松岡健太郎 kentarou_matsuoka@tmhp.jp までお寄せください。

202411月いっぱいをめどに受け付けます。
どうぞよろしくお願いいたします。

東京都立小児総合医療センター 病理診断科
松岡 健太郎

"Update on Pediatric Pathology"のお知らせ

福岡大学名誉教授の鍋島先生から、来年の8月に South Dakotaの Keystone で開催予定の "Update on Pediatric Pathology"のお知らせがありましたので、ポスターを掲示します。


総務幹事 松岡健太郎

設立趣旨

医療における病理部門の役割は益々高まっており、小児医療においても例外ではありません。近年、小児がん拠点病院をはじめとして、小児や青年期のがんに対する医療提供体制の整備が重要視される中、小児病理を専門とする病理医は全国的にみても数少ないのが現状であり、人材の育成が喫緊の課題です。
日本小児病理研究会は、発育成長期(胎児期から思春期まで)の疾患の病理学的研究を中心に、小児疾患の研究、教育及び情報交換を促進することを目的として、1981年に日本小児病理談話会として発足し、1987年より日本小児病理研究会と改称し、現在に至っています。
本会は、さまざまな活動を通して、小児・周産期の研究・病理診断に携わる人材の育成を図り、小児病理関連の調査・提言を行います。さらに、この活動を広く社会に紹介し、その趣旨と成果をアピールし続けることで、後世に伝えていくための諸事業を展開して参ります。

おもな活動内容

主な活動内容として、毎年9月上旬に、全国から小児病理に興味をもつ病理研究者、病理診断医を中心に学術集会・セミナーを開催し、小児病理に関する研究成果の発表、啓発の場となり、学術集会の前日には日本病理学会小児腫瘍組織分類(小)委員会主催の症例検討会が行われ、全国から数多くの小児腫瘍の症例を通じて、教育・人材育成の場としての役割を果たしています。また、春の日本病理学会総会では、コンパニオンミーティングとして、小児の腫瘍性疾患から先天異常、炎症性疾患など、幅広い疾患についての講演会を開催しています。

会員数は約100名の少人数ですが、会員の半数以上が学術集会に参集し、活発に情報交換を行っています。今後は人材育成のため、従来にも増して有意義で活発な研究会の活動を展開してまいります。

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